パルクールだったのかもしれない怪文書

 taizoooさんのアドベンドカレンダー、毎年主にnbqxさんの記事等を楽しみに読んでたんですが、数年前にfavより参加してと言われたまま流してまして、数年の時を経て今年参加させていただきました。

 とはいえ、なーーーーんも思いつかないくてどうしようと思ってたところ、taizoooさんの中で僕は、tumblrのリブロガーという区分になっていたようでした。

 しかし、私はtumblr gear崩御以降、ここ数年はたまに覗く程度となっており、reblogの代わりにツイッターでRT favなどしてお茶を濁すような状態でした。

 そんなやりとりの直近のRTを使って、話を膨らませていこうと思います。

 ツイートの埋め込みとか全然わかんないのでこちら

 https://twitter.com/oo87FR/status/1249291446990995456?s=20

パルクールというスポーツをやってます赤いビックリマーク よくビルからビルに跳ぶやつと勘違いされがちですが、 オブジェクトに対してどれだけ自由に滑らかに動けるかを追求するという側面もあると思ってます 動き方は人それぞれです

 

オブジェクトに対してどれだけ自由に滑らかに動けるかを追求する」

 

 これを色んなことに当てはめていこうと思います。

 実際のところはここ数年思ってたことのまとめにも、、、なってるのかなぁ。

 

 最初のオブジェクトは

 

チャーハン

 チャーハンといえば料理でいえば簡単な方だけど、こだわりのある人はとことんこだわるので、なんというか薀蓄比が高いように思う。偏見だけど。

 男の手料理の代表であるし、まあなんかカレーとかと立ち位置は似てる。

 美味しいチャーハンを思い巡らすと、結局のところ中華鍋と業務用のガスにたどり着いてしまうのだけど、ギア的な憧れはあっても、実際のところそんなところまでこだわりたくない。

 となると、家庭用のテフロンフライパンと普通の火力で作ることになって、そういったレシピも多分確立してるのだろうけど、油ひいて卵いれてご飯入れて‥という順序が基本になってると思う。

 

 であるのだけど、ここで順番の入れ替えについて考えてみる。

 

 材料を区分して、それがどうなればいいのかをまとめると

   具材  肉類、きのこ類などは火入れは必須である。

       野菜類は生でも食べられるが、やはり火は通したい。

   米   炊いてあるから火入れがなくても食べられる。

       周りが油でコーティングされ、程よく熱が通り、

       粒が分離してるのが理想的だろう。

   卵   日本の卵は鮮度がいいので生でも食べられる

       半熟くらいでもいいような気がする。

 

 こうしてみると、卵→ごはんなんて順番じゃくてもいいような気がしてくる。

 ※世の中にはご飯とたまごを混ぜてたまごかけご飯のようにしてからチャーハンを作る方法もあるのだが、卵の粒が細かくなってしまうのでここでは採用しないこととした。

 

 冷蔵庫の余り物という名のオブジェクトを利用して以下の順序で作ってみた。

 レシピ記事ではないので分量も調味料も省く

 

1、油を引いて、野菜等を炒めた。

  僕はカレー国の住人でもあるので、玉ねぎはいくら炒めてもいいと思っている。

  キャベツなんかの葉物は水が出るけど、飛ばして水分調節もできるだろう。

2、ごはんを炒めた。今回は冷やご飯。

  チャーハンのご飯の命題としてあるのが、ご飯をいかに分離させるかがある。

  方法としては熱をかけてほぐしていく、フライパン上でやることだ。

  のではあるが、ここでお茶漬けを食べる時の擬音を思い出して欲しい。

  サラサラだ。

  というわけで、手水で揉んで米粒分離させてから炒めた。

  水っぽくなりそうだけど、大した量ではないし、もとよりご飯は水含んでる。

3、卵を炒めた。

  溶いた卵を上からかけたら結局卵かけご飯バージョンと然程変わらない

  そこで、炒めたご飯を片側に寄せてフライパンの半分でスクランブルエッグを

  作ってから混ぜる方法をとった。

  これはナポリタン作る時に鍋の片隅でケチャップだけに火入れする方法の応用だ

  こうすることで、卵先入と同じようなからめ方ができるようになる。


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 どうだろう、面倒くさそうに見えるけど、実際のところ、チャーハンなんか適当に作ればええやろと思って考えたので、人によっては楽だと思う。

 このたまごの入れ方、どこかでやってないか調べたら、キューピーのレシピでやってたので紹介しときます。

https://www.kewpie.co.jp/mayokitchen/urawaza/urawaza05.html

 

 といった感じで、一般的な正しさよりもパーソナルにどうしたかみたいな感じのやつです。

 

次は

  

筆圧

「筆圧が高くて中指にペンだこが出来ちゃう」

なんて言葉はよく聞く

しかしこれは本当に筆圧なのだろうか?

 

辞書を引く 

GOO辞書によると筆圧とは

文字を書くとき、筆・ペンなどの先に加えられる圧力。

そう

ペンを握る力ではないのだ

 

筆圧ーーー文字を書くとき、筆・ペンなどの先に加えられる圧力。

これのことばを入れ替えてみる

○○圧ーーーー文字を書くとき、中指に加えられる圧力

これは筆圧といえるだろうか?

中指圧とでも呼ぶべきではないだろうか。

中指圧ーーーー文字を書くとき、中指に加えられる圧力

しっくりくる。

not 筆圧
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結果として筆圧は高くなっているのではあるが、中指に落ちている力は筆先には落ちていない。よって筆圧ではない

無駄な力なのだ。

その上で筆圧は非常に高くなっている。

無駄な力なのだ。

筆というオブジェクトに対して滑らかではないのだ。

 

ここで筆圧という力が結局何によって作られるかを考えてみる。

これは重力と筋肉で、今考えるべきは筋肉であろう。

 

実際問題、中指に圧をかけているのは親指だろう。

しかし、筆圧に使える筋肉はそこだけではないのだ。

指先から指の根元の関節、手首、二の腕、肘、肩まで

もっといえば腰まで使えるのである。

そして、各関節には曲げる筋肉もあれば伸ばす筋肉もあるのだ。

親指と人差し指をギューっと曲げなくても、伸ばす側でも筆を保持出来るし、その

状態でも別の筋肉を使って筆圧をかけることが出来るのだ。

大切なのは筆圧をどこの筋肉を使ってかけているのか理解することなのだ。

 

※画像補足 
極端にやるとこう

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これ数年前にふとした疑問から自力で筆圧矯正した時の思考経路の再現です。

うお、これもう完璧筆圧理解したわ。天才だわ。

と感動して、この状態でペン習字でも習ったら分かりみすごくて捗りそうと思って、字が綺麗に書けるようになる本とかいろいろ物色したけど、筆の持ち方とか大抵1ページくらいで終わっててションボリしました。

あげく脱力しろとか書いてあったりして、、、そんな一言で出来るなら苦労してないんですよね、、、、

 

何か1冊あげるとするなら、竹内みや子さんの「字は1日でうまくなる」がよいかなと思いました。

字は1日でうまくなる! 竹内 みや子 https://www.amazon.co.jp/dp/4074163381/ref=cm_sw_r_tw_dp_F5HRBDD1N0GBNY5PMQB3

この方は筆の正しい持ち方を教えてらっしゃる方で、正しい持ち方が結果として、綺麗な文字を書く近道であるという考えだと思います。

僕はどの筋肉使ってるか理解していればどんな持ち方でもいいと思ってますが、良い本だと思いました。

キンドルアンリミテッドに旧著である「文字はダンス」がありました。芯となる内容は変わってないと思うのでこちらでもいいと思います。

 

 

 

6缶パック

缶ビール6本のパック、レジ袋有料化もあって、買ってそのまま持って帰ることも増えたと思います。

上部に指かけ用に穴が二つあるのでここに指を入れて持ち上げるのだが、

しかし、これ、キリンだけホールド感がない。

中に入れた指が缶を保持することで安定感がでるのに、キリンだけ横のスリットのせいで紙部分だけでぶら下げるような形になってしまう。

しかし、片方の穴だけ使うことによって、安定感がでる。

 

画像補足 これを
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こう
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この持ち方だと中の缶を保持出来るのだ。

なんにせよ一番安定すのは両手でもつかマイバック使いましょう。

 

これはパルクールというよりボルダリングなのでは?

 

 

 

木ネジの穴

木に穴を開けてネジを打ち込む時、大抵はもう一度ネジを抜いてもう一度ねじ込むことまでは考えない。

しかし、ギターのピックガードなど、人によっては何度も取り外しするものもある。

同じ穴を何度も使ってると木につけられた溝が潰れてスカスカになってしまう。

インターネットという便利グッズを使うと爪楊枝を使って補修するのとか出てきて、やっぱりインターネットは便利だなと思ったけど、そもそも溝を極力潰さないように使う方法が(調べ方が悪いのか)出てこないようなので、昔教えてもらったやつ。

 

 

ネジ穴にネジを刺し、ネジを再突入させる前にねじ込むのと反対方向に回す。

そうすると、無を回し続けることになるが、一周毎にコトッコトッと沈む箇所がある。

その沈んだ場所がネジと溝の噛み合わせがいいところなので、そこからネジこむと溝を極力潰さずにすむ


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無を回し続けることで桁あふれエラー起こさせて、一番ねじこんだ部分までジャンプする方法もある

 

ないぞ

 

 

 

 

Jポップ

拍子の取り方の話

身体操作として、身体が沈み込む場所でカウントをとるってのは自然な動作だと思う。

首を縦に降る時、腰を曲げる時、足踏みをする時、重力に逆らわず沈む所が、強く拍をとる場所だ。

繰り返すビートがあって、毎度沈み込む場所がそのビートの軸だ

 

ドラムマシンでもループ素材でも最初の方に8ビートが入ってて、2拍め4拍めにバシっとスネアが入ってる。

なんであの位置にスネアがあるかっていうと、そこが軸だからだ。

バックビートというそうだ。

軸であるということは、そこが沈む場所になる。

なる、はずなんだけど、ポップスに限らず日本の曲の多くは一拍目で大きく沈む曲が多いのでスネアでなんか浮いちゃうよね。


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まあ、こんな話があって、10数年ぶりにギターを弾いてるので、軸を考えながらいかに違和感なくスネア軸にメロディーを落とすのかっていうのが最近の流行りで、いろいろ書いた項目で唯一今年やったな、っていう内容

 

ギターもお歌も人に聞かせるようなものではないのだが、どうやら僕の怪文書には僕の歌が必要なようなので、upすることにした。

これのために夜中にこそこそ魔窟から機材掘り出し録音したので聞きやがれ

怪文書用ひどいカバー集 - YouTube

普通に聞いたらただの下手くそカバーだけど、そういう方向性で聞いたらそれなりに面白いかもしれない下手くそなカバーですね。

 

 

 

 

 

 

ここまでやってこれもしかしてパルクールじゃないんじゃないか思い始めたのでここで筆を止める事にした。

 

 

ガチで数時間書きなぐって疲れたので画像等の補足は後日します。しました

 

この記事は

2021 Advent Calendar 2021 - Adventar

の9日目の記事として書かれました。昨日はhysyskさん、明日はdannna_oさんです。お楽しみに。